2024.12.02
たくさんの荷物を載せて走ることができるトラック。
トラックは重量などによって数種類に分かれ、それぞれ運転が可能な免許が異なります。
今回は、トラックの中でも、3t(トン)トラックと呼ばれる車両を運転するために、必要な運転免許について解説します。
▼3tトラックの定義と必要な運転免許
3tトラックと呼ばれる車種の定義と、3tトラックの運転が可能な免許の詳細について見ていきます。
■3tトラックとは
3tトラックはトラックの中で、小型トラックに分けられる車種です。
荷台に積み込める荷物の重さの上限(最大積載量)が3トンであることが、名称の由来です。
使い勝手の良い大きさであることから、引っ越し用の車両や、配送用の貨物車など、豊富なバリエーションで、幅広く普及しています。
また、小回りの良さからトラックドライバー初心者が、トラックに慣れるために、まず運転することが多い車両タイプでもあります。
■運転可能な免許
2017年3月に運転免許制度改正が行われました。
制度の改正以前に、「普通免許証」を取得していた場合は、最大積載量3t未満の車両の運転が可能です。
改正後から、新たに免許を取得する場合は条件が異なります。
最大積載量が2t以上から4.5t未満の車両を運転できる、免許証は「準中型免許」となりました。
以上のことから現状では、「準中型免許」と「普通免許」の2種類で、3tトラックの運転が可能です。
不安な場合は、ご自分の免許証の取得年月日をご確認ください。
▼まとめ
3tトラックがどういう車両であるかの説明と、運転するために必要な免許について見てきました。
3トンという積載量と手軽な大きさが魅力の3tトラックは、準中型免許と普通免許で運転できます。
トラックの運転を検討する際の参考にされてはいかがでしょうか。