2024.12.02
4t(トン)トラックと呼ばれるトラックをご存じでしょうか。
今回は、4tトラックの特徴と積載量について解説します。
▼4tの意味と積載量について
トラックの種類の1つである、4tトラックの特徴と積載量について見ていきます。
■4tトラックとは
4tトラックは別名、「中型トラック」と呼ばれます。
具体的な定義としては、載せることが可能な荷物の重さ(最大積載量)が5t未満。
車両の総重量が8t未満のサイズであるトラック全般をさします。
2017年3月に行われた、運転免許制度改正にもとづき、車両の総重量が7.5t以上11t未満の車両を運転するには、中型免許が必要になりました。
以上のことから、4tトラックは運転の際に中型免許が必要なトラックでもあります。
■積載量
4tトラックという名称から、「荷物を4トン載せることができる」と思われている方もいますがそうではありません。
そもそも、トラックには「車両総重量」と「最大積載量」の2つの制限があります。
最大積載量とは、載せられる荷物の上限のこと。
そして車両の重さに、乗車する人の重さと、最大積載量を合計したものが車両総重量です。
上記の通り、「4tトラックの車両総重量は8t未満」とされていますので、車両の重量が重ければその分、積載できる荷物の重さは少なくなります。
逆に言えば、車両重量が軽い場合は、「最大積載量5t未満」という範囲内で、4t以上積めるものもあります。
4tトラックは「約4t積めるトラック」と覚えておくのがよいでしょう。
▼まとめ
4tトラックの特徴と積載量について見てきました。
最大積載量が5t未満。車両の総重量が8t未満のトラックを4tトラックと呼び、最大積載量は「約4t」です。
トラック選びの際に参考にされてみてくださいね。