2025.01.01
運転中の事故の中には、ドライバーの健康上の理由で起こるものがあります。
どのような健康管理をすれば、事故を防げるのでしょうか。
今回は、事故防止のためにできるドライバーの健康管理についてお伝えします。
▼健康状態が起因する事故
国土交通省の調査では、運転中に意識障害などで操作ができなくなった事案は、平成28年度には88件ありました。
その88件中、脳卒中や心臓疾患が41件でした。
運転中にドライバーの健康状態が原因で起こる事故には、他にも次のような原因があります。
・糖尿病
・睡眠疾患
・腹痛
・急激な血圧の低下
・意識低下
・薬の飲み忘れ
など
▼ドライバーの健康管理
管理者は、ドライバーの健康管理をどのように行えばいいのでしょうか。
■日常的なコミュニケーション
体調を崩してしまったときに、管理者に話しやすい雰囲気を日ごろから作っておきましょう。
健康診断の結果で定期的な検査が必要な場合も、仕事を調整しやすい環境作りが大切ですね。
■脳や心臓疾患に要注意
特に要注意なのは、脳や心臓に関わる疾患です。
ドライバーの死亡率が高いので、健康診断で異常が見つかった場合は詳しい検査が必要です。
無料で受けられる仕組みがあるため、ぜひ活用しましょう。
■医師との連携
健康診断の結果をもとに、医師と情報交換をすることが大切です。
■スクリーニングテストの推奨
トラック・バス・タクシーの運転手には、主要な疾患のスクリーニングテストが推奨されています。
・人間ドック
・脳ドック
・睡眠時無呼吸症候群スクリーニング検査
・心臓疾患の検査
▼まとめ
事故防止の健康管理のためには、日常的なコミュニケーションで体調を崩しても相談しやすい雰囲気作りが大切です。
また、医師と連携しながら定期的な情報交換をしたり、健康観察だけでなくスクリーニングテストも推奨されています。
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