2024.12.02
大型車には高さの制限があることをご存じでしょうか。
その為、背の高い荷物を運搬する際などは、高さ制限を超えないよう気を付けなければなりません。
この記事では、大型車の高さ制限について解説いたしますので、一度参考にしてください。
▼大型車とは
大型車(大型自動車)とは、自動車の区分のひとつで、以下の条件に該当する車両のことを指します。
・車両総重量が11,000kg 以上
・最大積載量が6,500 kg以上(または乗車定員30人以上)
・四輪以上
観光バス・路線バス・トラックなどが大型自動車の代表的なものです。
トラックにおいては、積み荷の状態によって高さが変わってくるので、高さ制限を超過しないよう注意しなければなりません。
■大型トラックの高さ制限について
トラックの荷台に荷物を入れた状態の高さ制限は、一般道路と高さ指定道路とでは多少異なります。
・一般道路…高さ3.8m以内
・高さ指定道路…高さ4.1m以内
▼高さ制限を超えた場合の罰則とは
大型車の高さ制限を超えてしまった場合は、道路法違反となり罰金と罰則の両方が科せられます。
違反した場合の処罰内容は以下の通りです。
・罰金…100万円以下
・罰則…違反点数1点
■高さ制限を超える場合は制限外積載許可をとろう
高さ制限を超えた積み荷を運ぶ際には、事前に「制限外積載許可」の手続きを行うと良いでしょう。
制限外積載許可手続きを済ませておけば、以下の範囲までの荷物を積むことが可能になります。
・高さ…4.3m以内
・幅…3.5m以内
・長さ…自動車の長さの1.5倍以内
▼まとめ
大型トラックの高さの制限は、一般道路では3.8m以内、高さ指定道路では4.1m以内となっています。
高さ制限を超過する場合は、出発地を管轄する警察署にて制限外積載許可の申請を行いましょう。
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