2024.12.02
大型トラックは、車両も重たい上に、数トンの荷物を載せるなど普通乗用車と異なる部分や運転の仕方があります。
今回は、そんな大型トラックのブレーキの特徴と減速の仕方について解説します。
▼ブレーキの特徴や減速の仕方
数トンの荷物を載せて走る大型トラックには、普通自動車よりも「止まる力」が必要です。
大型トラックのブレーキの特徴や、減速の仕方を見ていきます。
■2種類あるブレーキ
大型トラックには強力な減速させる力(制動力)が求められます。
そのため、減速時に使用するブレーキが2種類あります。
1種類目は、フットブレーキです。
普通車でも使用され、一般的な「ブレーキ」としてイメージするものです。
ペダルを踏みこむことで、タイヤに付属する制動装置を作動させます。
2種類目は、補助ブレーキです。
フットブレーキと併用することで、減速力を増すことができるブレーキで、主に「排気ブレーキ」や「リターダー」といったものがあります。
■減速時は2種類のブレーキを使用
大型トラックを減速させる場合、まずは補助ブレーキのスイッチを入れましょう。
補助ブレーキはスイッチを入れさえすれば、アクセルペダルから足が離れると制動力が発動する仕組みになっています。
大型トラックがマニュアル車であれば、補助ブレーキである程度減速したら、フットブレーキをかけつつ、クラッチを使用してギアを低速に切り替えて、加速などの次の操作の準備をしましょう。
▼まとめ
大型トラックのブレーキの特徴と減速の仕方について解説しました。
大型トラックには、減速や停止の力を増すために、普通車と異なり、2種類のブレーキが装備されています。
減速時は、2種類のブレーキを併用することでスムーズな減速が可能です。